投資

ヘッジファンド

日本国内の株価が大きく下落すると、ヘッジjファンドの換金売りが噂されるなど、日本経済ニュースのなかでヘッジファンドの存在は大きくなっています。ヘッジファンドというのはアメリカで始まった資産家向けの投資信託を意味ます。

課税や金融商品の利用と運用情報開示に関する米SECの規制を回避するため、ケイマンやチャネル諸島などのタックスヘイブンに設立された会社型私募投信です。公募型や証券取引所に上場しているものも存在します。

ヘッジファンドの種類

資産運用戦略という観点からみれば、ヘッジファンドには様々な種類があります。最もシェアが高いのは新興市場(エマージング・マーケット)を中心として世界各地の金融資本市場を投資先とするグローバル型ヘッジファンドです。その次に、世界のマクロ経済的な条件の変化に賭けるタイプの運用方法をとるマクロ型。次に市場変動によるリスクを中和(ヘッジ)するためこの3つのタイプのヘッジファンドでは殆どのシェアを占めています。

他には、敵対的企業買収などを想定して投資するイベント型、特定の業種や地域に特化するセクター型、証券の空売りを中心に行うショート・セーズル型、通常の投信と同様に株式の買い持ち戦略を行うけれどもヘッジファンドの枠組みを使用するロング・オンリー型、他のヘッジファンドに分散して投資をするヘッジファンドであるファンド・オブ・ファンズ型などがあります。

ヘッジファンドは運用報酬が収益に応じて決定されるため、先物などの金融デリバティブズなどを用いて比較的高いリスクをとりながら、多様な投資戦略に基づいて他では考えられないような収益率の実現を目指して行動しています。

ヘッジファンドは1992年秋の欧州通貨危機や1997年のアジア通貨危機などに深く関与したといわれています。ただ、実際のところは明確ではなく、実際にはヘッジファンドのポジションを真似て投資していた欧米の投資銀行やメガバンクが発生させた事態だと指摘する専門家もいます。